着られる着物と着たい着物

着物を着るにはベストシーズンです❣️

今日の装いは
お召しの江戸小紋に博多の名古屋帯


着物を着るにあたり、
生徒様たちがとても悩まれるのが…
着られる着物と着たい着物

着物をお持ちでない方や、
サイズが変わってしまった方のほうが
思いきって新しい着物を購入される事が出来るのですが、

お祖母様やお母様がたくさん着物をお持ちの方ほど、
その着物がもったいないから生かしたい!
とお考えです。
もちろん、着付けを習うきっかけや
実際にそれが着たい着物なら全然良いのですが…

お洋服と同じで、着物は形は変わっていなくても
・温暖化などの気候の変化や
・着物を作る段階での技術の進歩や
・時代に合わせた色彩の変化や柄行きの使い方
・着付けに対する考え方も昭和の時代とは違う
などなど
やはり時代に合わせた流行トレンドなども
あるわけです。

なので、現代の着物や着付けを知っている側から
昭和の時代の着物や着付けをしている方を見ると
違いが一目瞭然で、
勿体ないなぁ〜😢と思うのです。

例えば羽織り。
羽織りの形は変わらないけど、
昭和の時代は膝下の長さが主流。
現代はふくらはぎ下あたりの長めの長さが主流で、
見た目ですぐにわかります。






ロングスカートが流行りなのに
一人ミニスカートをはいているみたいな感じ?

それから生地感なども違います。
レースなども豊富✨




羽織りの着方も昔とは違います。
以前は防寒のために
羽織りの上にコートを着たりしていましたが、
現代は屋内が暖かいため
重ね着をしなくなり
羽織りか、コート、
どちらかを着るようになりました。

そして今の季節なら
羽織りやコートがなくても出かけられるけれど、
オシャレに着こなすなら羽織りは必要なモノとなりました❣️

着られるモノだからそれを我慢して着ていつもなんだかイマイチと思っているのと、
今の自分や時代に合わせた自分が着たいオシャレな装いと、
皆さまはどちらを選びますか?



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