着物は長く着れると思っていませんか?

もちろん!
着物は長く着られます❣️
それは間違いではありませんが…


先日は初等科の方が
初めての訪問着と袋帯の二重太鼓の
お稽古でした✨


着付けはほぼ初めての生徒様で
本日で8回目ですが、
着付けはとても上手に着れています❣️

この訪問着は生徒様がお若い頃に退職金で
ご自身で購入された訪問着だそうで、
免許とこのお着物代に使われたそうです!
偉いなぁ😵
お若い頃にそんな堅実なお考えをお持ちなんて❣️

お着物も袋帯も素敵ですので
今でも充分着られます✨


ですが…
生徒様ご自身が
「こんなピンクはちよっと😢」
とお好みではないご様子😅

私から見れば、
ピンクでも優しい色合いですから
全然落ち着いたイメージで、
お似合いです❣️

私なんてこんなピンクも着ちゃいます💦
帯締めもピンク!😆


これは私の若い頃に母が作っておいてくれた
色留袖ですのでこんな華やかなピンク😵
でも!
色留袖なんて、そうそう購入できませんから
今でも恥ずかしながら着ています💦
上の写真は一昨年、
従姉妹の子の結婚式に参列した時のもの。
私には子供がいないし、
引き継ぐ人もいないので、
とにかく着たおして
消耗していくしかないと今でも着ています!
でも案外皆様からは好意的に受け取っていただき
似合っていないとは言われません💦
(思っていてもいわないか😅)

上の生徒様も着る前は
恥ずかしい…
とおっしゃっていましたが、
着てみたら!
案外大丈夫❣️
と安心されて、
来月お嬢様の成人式のお写真撮りの時に
着ようかな✨と!

着物の場合、
皆様パッと見の色柄に注目して
普段着ないような色合いには抵抗を感じ
似合う似合わない、
年齢に相応しくない、
とお考えですが、

それよりも‼️
サイズ感や、シミなどの方が
とても重要なんです!
着物をずっとしまいっぱなしであれば
着ていなくても、
シミやカビなどは中の見えない部分にあったりして、
着てみて初めて気がついたりしますし、
サイズは特に‼️
お若い頃のサイズと違うというより、
30年前のサイズの取り方と
現代のサイズへの感覚が違うのが主な理由です。

上の生徒様も写真ではありませんが、
シミは数カ所にあり、
おはしょりも短い状態です。


時代は変化しています!
30年前は、
それ以前の着物の着方や考え方に合わせてサイズも測り仕立てもしていましたが、
昨今は着物をファッションとして
美しく着る着付けや着方が主流です。
つまり、雑誌に出てくるように
着付けるのが当たり前と思われています。
雑誌のような着付けがしたいなら
現代のサイズ感覚で
お仕立てしたお着物でないと
あの着付けは出来ないのです。
特に着付け技術のない方には
サイズがとても重要になってきます。
着物はサイズがないと思っておられる方が大半ですが、
体型も着方も50年前とは
変わって来ていますので
着付けを習うとそこに気づかされ
最初は愕然としてショックですが😢
今のファッションを素敵に着こなすという風に
見方を変えるととても楽しく
着物の事も様々わかるようになります❣️

難しい事ではなく、
現代のファッションとして
素敵な着物ライフを楽しみましょう✨

「KAZUサロン・ド・ピュア」

着物の不安を解消します! ☆ 着付け教室 (きものカルチャー研究所武蔵中原校) ☆ 着物の整理

0コメント

  • 1000 / 1000